「北海道にはこんな文化があるんだよ」って伝えたかった。
誰もやっていないもののムーブメントを作っていきたいですね。
■ライターという職業についてお聞きします。ライターになろうと思ったきっかけは何ですか?

帯広でラジオを5年間していた経験を活かし、札幌でも放送関係の仕事につけるだろうという考えを持っていたが,その考えは甘かったですね。世の中は不景気で、30歳の経験者より、20歳のバイタリティーの溢れる人間が求められていた。
ラジオ時代にもコラムを書いていたり、スポーツに関することも原稿を書いていた。さまざまなところに「スポーツ書けますよ!」と売り込んでいたんですよ。
そのひとつが、某雑誌編集者の目に留まりコンサドーレの編集の欠員が出たから、書いてみますか?と声を掛けてもらったんですよ。 だから絶対、ライターの仕事をしよう!と思っていた訳ではなくて。
■ライターという職業の魅力はどういったところですか?

ひとりでも出来る仕事ですから、自分のチカラを試せるのが魅力ですね。
もともと芝居やったりラジオやったりしていたように、表現の仕事がしたかったんですよ。
僕にとって書くという事も表現のひとつかなと思ったので、この道を選んだんですよ。
あと、フリーランスというスタイルがとても楽で。
フリーランスという形をとって仕事をしていると、仕事場一緒になった人から「これ、やってみない?」「○○さん、紹介してあげるよ」など、連鎖的繋がってくるんですよ。ライターへの魅力というより、フリーランスの魅力ですね僕の場合。

■ライターになるまでの道のりで、思ったことを教えてください。

23、24歳の頃、ライターになりたいと思っていたんですけど、当時は今ほど情報誌は多くなかったんですよ。出版社や代理店の人に「フリーライターは女性じゃないと無理だ」と言われてしまって。「繊細な文章は女性にしか書けないから、男性は必要ない」と言われたんですよ。「フリーライターって男性がなれるものではないんだ」と女性向けのタウン誌に男性のライターが記事を書いてもって言われてしまったし。

男性のフリーライターって札幌では要らないんだなって思いましたね。
それで、自分の選択肢からライターという仕事を外したんですよ。
ところが31歳になって札幌に戻ってきたら、タウン誌や、フリーペーパーが増え始めていた。
男性のライターも必要になったという流れですよね。

■では、次に学生時代についてお聞きします。溝手さんはどんな学生でしたか?

無趣味で、とりあえず早く卒業したかったですね。
高校時代の自分の同級生とかが今の仕事を知ると、絶対ビックリすると思う。学校では無口でしたからね。
休み時間になると何人か仲の良い友達と、誰もいない進路指導室とかで話をしている、そんな生活をしていました。高校を卒業して、札幌なり東京に行ってそれから自分のやりたいことをやろうと思っていたから、早く卒業したいって思ってました。
■学生のうちにやっておきたかったことは何ですか?

今だから思うのですが、もっと勉強して大学行きたかったなって思いますよ。
唯一の心残りは大学生になれなかったこと。高校卒業して、社会に出て、フリーランスを経験して、結婚して、子どもが出来てって普通に歩んできたんですけど、大学生ってゆう道だけが抜けてるんですよ。

遊びながら学ぶことだってたくさんあるでしょ大学出た人に聞くとみんな楽しかったって言うし。戻れるなら勉強して大学に行きたかったけど、どうなんだろ?
行っていたら人生変わっていたかも。
もっと良くなっていたかも知れないし、とんでもなく悪かったかも。

ま、タイムマシーンはないから、これで良しとは思っています。

■今後ライターとして、挑戦していきたいことはありますか?

この春、「北海道キャラクターガイド」と「グルメチック屋台」という2冊の本を出しました。
キャラクターブームと屋台ブームを仕掛けたいと思って、出来上がったのが本だったんですよ。
誰もやっていないもののムーブメントを作りたいと思ってキャラクター本を出した。
最初は、「売れないよ」「読まれないよ」って言われましたよ。実際そんなに売れてはいないんですが(笑)でも業界読み率は高いんですよきっと。こうゆうのをまたやりたいなって思うけどね。」

-どうやってキャラクターを探しているんですか?
「インターネットで探したり、各役場電話ですね。蘭越町に電話して、蘭越町には「らぶちゃん」というのが居ますよ、他に居ますか?って聞くと、隣の倶知安町には「じゃが太君」というのが居ますよと紹介してくれるんだよね(笑)
掲載しきれなかったキャラクターはたくさんいるんで、続編出したいんです。
あと、キャラクターにしても屋台にしても、こんな文化が北海道にはあるんだよって言うことを伝えたかったんです。とは言え、本当の事を言うと、自分がどれくらいキャラクターがいるのか知りたかったのと、いろんな屋台の料理を食べたかったから調べたついでに本を出したという感じかな。自分の興味があることと、世間の興味がリンクしてくれたら嬉しいですね。

■夢やこだわりを実現するために必要なことは何ですか?

『諦めないこと』って格好をつけるつもりは無いんですけど、「続けること」ですね。続けるだけ。
続けていれば、どんな人でも出来ると思うよ。自分のやりたいことを今動き続けてるから今に繋がっているんですよ。声を掛けてくれるかわからない、すぐかも知れないし、2年後かも知れない。
「続けること」これに尽きますよ。自分の中に高いアンテナを張っていないとダメですけどね。
溝手孝司 プロフィール
北見市出身、37歳。
高校を卒業し、札幌へ。
5年間の演劇活動の後、1994年帯広のコミュニティFMのパーソナリティを経て再び札幌へ。
さまざまな出版社へ原稿を送る作業をしているうちに、編集者の目に留まり、仕事が舞い込み、雑誌や書籍、ラジオや新聞などで原稿を書く。
現在では、南区のコミュニティーFM「GreenFM」で金曜日に番組を持っており、リスナーも増加中
近況
GreenFM(周波数76.8MHZ札幌市南区のコミュニティラジオ)で
「金曜日のススメ」(金 19:00〜22:00)
「スポーツゾーン」(金 17:00〜17:30)
「パイロットラジオ」(日 12:30〜13:00)を放送中。

金曜日のススメのHPアドレスhttp://ameblo.jp/kinyoubi/

連載中のコラム
「北きたキャラトーク」(おしゃべりBOX)
「freeMfree〜みぞっちのコラム」(プラスワン)
「スポーツの話し」(カムズ北見)

著作本
「北海道キャラクターガイド」
「グルメチック屋台〜北のフードテーマブック〜」(いずれもエムジーブックス)

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抽選で2名様にプレゼント致します。
応募は締め切りました。
たくさんのご応募ありがとうございました。